ウサギのことば

ウサギと共同生活をしていると、いろいろな行動からウサギの気持ちを知ることができます。
人のまわりをピョンピョン飛んで回ったり、千をなめたり、鼻でつついたりします。またゲージから出たいとき、エサが欲しいとき、ゲージの戸を、鳴らしたりします。 ウサギはいろいろな行動をしますが、それぞれのウサギによって、自己アピールのしかたが違うようです。また、同じウサギでも若いときほど好奇心が旺盛です。

ウサギも猫と同じように、からだを隅々までなめてきれいにします。耳の先や頭の後ろ、顔など、なめられないところは、前足をなめ、前足でこすってきれいにします。猫のように顔を洗うしぐさも見せる。ウサギの毛づくろいは見ててあきない。耳をしごく独特のしぐさも。毛づくろいには、体毛をふわふわにして、保温効果を保つ意味もあります。

ウサギのアゴの部分ににおいを分泌する器官があり、ウサギは自分の身の回りのものに、アゴをこすりつけて、なわばりを主張します。
オスはなわばり意識が強似オス同士をいっしよにすると、ジャンプして蹴り合うなど、ケンカをぱじめます。ジャンプのあと着地して相手にオシッコをかけることもあります。

ウサギは音に敏感。変わった音がすると、耳をぴんと立てて音のするほうを向きます。 もっと気になるときは、立ち上がって、遠くを見渡し、危険が迫っていないかを確認します。
ウサギはとってもよく眠りますが、ぐっすり眠ってしまうということは少なく、うつらうつらしている時間が長くなります。丸くなって、耳を立ててまわりに気を配り寝ているときもあれば、足を投げ出してリラックスして寝ているときもあります。

ウサギは床を後ろ脚でパンパンだたく行動をときどきします。これは「スタンピング」と呼ばれる行動で、気にいらないことがあるときや発情の自己アピール、警戒しているときの仲間への信号など、多くの意味に使われます。
立ち上がって警戒姿勢をとりながら、スタンピングして、仲間に危険を知らせる。

基本的には、ウサギが鳴くことはほとんどないのですが、オス同士で喧嘩をして噛まれて、とても痛いときなどに「キーキー」と大きな声で鳴くこともあります。 また、オスは、交尾終了と同時に「キー」と鳴きます。鳴くということとは少し違いますが、『ブーブー』と鼻を鳴らして甘えたり、怒ったりするウサギもいます。気持ちいいときに歯ぎしりのような音を出すウサギもいます。

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